




受注が決まったWeb制作案件をお客様とやりとりしながら制作進行し完成させるのが、ディレクターの仕事です。ホームページは営業、エンジニア、デザイナー、コーダーなどチームで作り上げていくものです。私一人では決して完成させることはできません。ディレクターの役割は、案件に関わる人たちの間を走り、つないでいくこと。大きな案件になると数カ月から半年以上など、制作期間も長くなります。チーム一丸となって進めたものが完成した瞬間は、すごく達成感を味わえます。みんなで「お疲れ!!」と言い合えたときが一番のやりがいですね。技術は日々進化しますし、世の中も変化していくので、知識や成長に天井はありません。「これで完璧」というものがないので、常に学び続けていく必要があります。それがとても刺激的で、自分にはこの環境が合っているなと感じています。
これまでで印象に残っている仕事は、ある大手企業のサイトリニューアルを担当したことです。現行のサイトがスマホ最適化に対応できておらず、WordPressを使って作られていたために、セキュリティ面にも懸念がありました。内部もブラックボックス化していて、どこをどう触ればいいのかわからない……。どうすればより良いサイトになるのか、お客様の製品やサービスを調べていくうちに、その業界を深く知ることができました。「こんな業界があるんだな」「CMのこの言葉はこういう意味だったのか」と、業務を通じてそうしたプチ発見ができるのもこの仕事の醍醐味です。案件の大小に関係なく、お客様から「ありがとう」「助かったよ」と言ってもらえると嬉しいですね。すごく小さなことでも「この機能を直したいけど、できる?」などと頼ってもらえると、信頼関係を築けているのだなと感じます。クライアントからの「ありがとう」の一言があるから、制作過程でしんどいことがあっても乗り越えることができます。
私がワンゴジュウゴに入社したのは2016年で、ホームページのテキストの誤字脱字などをチェックする校閲のアルバイトからスタートしました。1年ほど仕事をするうちに、Webの仕事が面白そうだな、やってみたいなと思うようになり、未経験からディレクターになりました。社内が和気あいあいとしていて楽しい雰囲気だったのも魅力的で、ここで働きたいと思ったんです。
ワンゴジュウゴに入社する前は飲食店で働いていました。日本食、お好み焼き、居酒屋、お寿司屋などいろいろなお店を経験しました。たまたまお店に来ていたお客さんの紹介で校閲のアルバイトを紹介していただいて、最初は副業のつもりだったのが、どんどんWebの仕事が楽しくなっていきました。飲食業からまったく違う業界の会社員になることに不安はありましたが、すごく働きやすい環境だったので、無理をすることなく馴染むことができました。
いま、入社3年目の新卒社員の教育担当をしています。3年間の教育プログラムがあり、ちょうど最後の1年です。3年間ですごく成長した姿を見ると、嬉しいですね。ただ、私自身が後輩を育てたのではなく、あくまでも案件が人を成長させてくれるのだと思います。2年目くらいからメイン担当としてお客様と接するようになり、経験したことのない業務を一つひとつこなしていくことで、どんどん成長していきます。その中で、私は、いつでも相談できる存在でいようと思って、「どうした?」「見てるよ」と声をかけることは意識してきました。
今はほぼテレワークなので、なかなか後輩の動きが見えづらくなりました。フォローが難しいなと感じることもあります。そんなときは、Slackで「無理してない?」「最近忙しそうだね」と密にコミュニケーションをとるようにしています。放っておけない性格なので、3年前、自分から教育担当に手を挙げたんです。最初の頃は正直、「自分の仕事も忙しいのに、何で引き受けてしまったんだろう……」と思っていました(苦笑)。でも、教育担当を経験して、まるで「親心」のような、自分自身が仕事をこなすのとはまた違うやりがいを感じています。
テレワークを経験してみて、私にはこの環境が合っていると感じています。今は顔を合わせてミーティングをする必要があるときや、クライアントが来社されるときだけ出社しています。日々のコミュニケーションはSlackでやりとりしています。文字だけのコミュニケーションに頼らず、「ハドルミーティング」というSlackの機能でオンライン通話をして、できるだけ声を聞きながら仕事を進めるようにしています。
Web制作に向いている人は、ものづくりに真摯に向き合って頑張れる人ではないかと思います。ものを作ることに楽しさを感じ、達成感を味わいたい。その気持ちさえあれば、現時点で特別な知識は必要ありません。私みたいに要領の悪い人でも働けているので、大丈夫です! 要領が悪いからこそ、前準備をしっかりできるようになりましたし、周囲のフォローもあります。私も制作が好きで、完成した瞬間の達成感に魅力を感じている一人です。ずっとコンテンツを作る現場で働き続けたいと思っています
(2022年3月時点のインタビューです)