社員インタビュー
人間関係を育むことの
かけがえのなさ
人と人をつなぐのが役割
「ここはよろしく」と
人に委ねることも大切
自分の仕事をひと言で説明すると、「人に関するビジネス」でしょうか。「人とビジネス」するのはもちろんですが、「人という資源を育成・活用するビジネス」だと捉えています。弊社では事業の1つとして人材サービスを展開しています。自分の役割は「営業・兼コーディネーター」。具体的にはクライアントと接触し、常駐する社員と面談し、常駐先を決定。その後の対応も含めて、フォローする仕事です。自分の役割は人と人をつなぐことなので、なんでもかんでも自分でやろうとは考えていません。「ここはよろしく!」と人に投げるべき時にはガンガン投げます。自分は一人では生きていけない人間なので、社員のみなさんに支えてもらわないと困ります(笑)。
社員の成長とクライアントの高評価
目指しているのはWIN-WINの状態
仕事をするうえで心がけているのは信頼関係を作ること。そのためには相手に寄り添って考え行動することが必要だと考えています。あとは日々の仕事の積み重ねですね。
仕事での喜びは常駐した社員がクライアント先で経験を積み、成長してくれること。常駐した社員がセミナーで教える立場になっている姿を見ると、感慨深いものがあります。顧客先に常駐することで普段とは違うプロジェクトを経験し成長してくれる人もいます。社員が成長することで、クライアント側から喜ばれ評価され、依頼が増え、結局みんながWIN-WINの状態になるのが理想です。
職場の雰囲気は「良くも悪くも」なんですが、フラットですね。上下関係が厳しいわけでもなく、言いたいことは言える環境があります。フラットであるところはこの会社のとても好きなところなのです。「悪くも」というのはフラットであるがゆえに、メリハリがなくなってしまう場合があること。だらだらになってしますのはイヤなので、メリハリとバランスが大切だなと考えています。
楽をするための苦労ならば惜しまない
苦労をクリアすると楽になる
楽になると楽しくなっていく
「人に関するビジネス」なので、いろいろなことがあります。クライアントと常駐先の社員とで「言い分」が異なるケースもないわけではありません。そういう場合にはどちらか一方の立場に立つというやり方はしません。それぞれに寄り添って話を聞き、ニュートラルな立場から解決策を見つけるのがベストだと考えているからです。
いくつかの事情が重なり、クライアントを激しく怒らせてしまったことがありました。休みを返上して事態の収拾にあたったのですが、さほど大変だとは感じませんでした。これで挽回できたら、以前より信頼関係が深まる可能性もあるじゃないですか。「ピンチはチャンス」ってヤツです。苦労がいっぱい転がっている時にはその苦労をクリアすると、大体いい方向に転びます。「楽をするために苦労するのはいいか」と捉えています。苦労をクリアすることで楽になり、楽になれば楽しくなるという考え方です。
プレイヤーの楽しさを知るからこそ
次世代のプレイヤーを育成したい
営業としての目標は柱となるクライアントを増やしていくこと。少しずつ増えてきているんですが、まだまだ足りません。Web制作や人材サービスを行っている会社なので、制作と人材、それぞれの側面から広げることが可能だと考えます。Web制作の仕事を請け負ったら「運用もしましょうか」という展開に持っていきたいのです。キーアカウントを増やすことが会社を大きくすることにもつながるでしょう。もちろん簡単ではありません。少しづつでも前進していけたらと考えています。
個人的な目標はプレイヤーの育成。この会社に入って3年ほどですが、その前は15年ほど違う会社でエリアマネジメントの仕事をやっていました。戦略や企画を立て、人を動かすのが仕事の内容です。この会社に入り、プレイヤーとして働く経験をして改めて営業のおもしろさを感じました。しかしずっと同じ仕事をするわけにもいきませんし、次の世代にも成長してもらわなければなりません。あとの人たちが活躍できる場を作っていきたいのです。
歴史ある会社だからこそ
変えるべきことがある
この会社には創業27年目という歴史があります。素晴らしいことなのですが、歴史があるからこそ、変わっていくべき部分もあると考えています。後から入ってきた人間が「ここは変えたほうがいいのでは?」と提案しても簡単に納得してもらうのは難しいでしょう。実はこれが個人としてのもっとも大きなチャレンジかもしれません。世の中はどんどん変わっていますし、IT企業である以上、先進的であるべきだと考えています。IT化や効率化を推進し、あとから入ってきた人たちに「この会社、新しい!」と常に感じてもらいたいじゃないですか。その環境を整えるために少しでも役に立てたらと考えています。
人としての目標は大層なものはありません。「テキトーな人間」と思われたいですね。上司からはすでに「こいつ、テキトーだな」と思われている節があります。でもまだまだ十分ではありません。下からも「テキトーな人だな」って思われるのが理想です。仕事はするけれど、それ以外のことはテキトーで気楽なスタンスでいたいのです。
プライベート紹介
(2021年4月時点のインタビューです)